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スズメバチ

我が家には毎年かならずスズメバチがきます。

二階のベランダで過ごしていても頭上を「ブーン」と羽音をたてて通り過ぎていったり、玄関のドアをあけたら「ブーン」と嫌な羽音がきこえるときは必ず近くにいます。

毎年かならず初夏から秋が終わるころまではスズメバチのお散歩コースになり、餌を探しにきます。

親指一本ほどの長さのスズメバチは見るだけで「ゾッ」とします。鳥肌が立ちます。

なので去年から我が家の玄関をネットで囲い家の中に入ってこないようにしています。

 

毎朝、車に乗り込むときが一番緊張します。一度スズメバチに追っかけられて、車に乗り込んだら、車に向かって何度も攻撃されました。カツン! カツン!と何度も車にあたられ黄色い汁のようなものをつけられ怖い思いをしました。

 

ある日、あるお宅に伺ったときに部屋の中で「ブーン」と聞こえたので「スズメバチ?います?」と、奥様に尋ねると「そうねぇ今日は今入ってきたので5匹目くらいかなぁ」とあたりまえのように話されてビックリ(汗)したことがありました。

話中でも私たちの頭上に、恐怖のスズメバチが低い羽音をたてて優雅に天井を飛びまわります。

私はあまりの怖さに思わず床にしゃがみ込んで怖がっていたら、奥様は「あらあら大丈夫ですよ」と逃げも隠れもせずニコニコ顔、私がおびえるさまをみながら淡々とお茶を飲んでおられました。

私にとってはかなりの非常事態なのに、奥様が余裕でにこやかに大丈夫とほほ笑み続けるので、「そんなに言うってことは、大丈夫なんかなぁ?」と思いこおりついたままご一緒していました。

「刺されたことってあります?」と聞くと「ええ、ありますよ」と普通に話されるので、私の頭の中は「(汗)全然大丈夫じゃないじゃん!めまいがしてきそう」と思いました。

 

蜂はたいてい外に出たくなるのか窓ガラス付近で飛び疲れて止まって休憩し始めたら、奥様がはいているスリッパを脱いでつぶすんだとか。たまに、床に落ちていているのを気づかず踏んでしまうこともあるのだとか…。(奥様…。素足に布で編んだビーチサンダル型のスリッパ…。蜂の針が突き抜けそうな…。)

 

その後も私は、相変わらず家でスズメバチをみたらいつも通り一目散で逃げていますが、以前よりも安全な場所からじっくりハチを見れるようになり、一度止まっているスズメバチを虫網でとり、動けなくしてからピンセットではさみ。まじまじ見ることができました。

鳥肌が立つほど嫌なものでもトライしてみると、鳥肌たちつつも「うわっつ、ピンセットでつかんでまじまじ見ちゃってる」とか「こんなことできちゃった感」「達成感」「新感覚」「快感」にであえました。                

                                      H.H

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