リサーフでの1日
リサーフでの1日の過ごし方を症状別にご紹介します。
リサーフでの過ごし方は、無理をせず、自分のペースで通って頂けるように、ご自身の状態に合わせて決めて頂くことも可能です。
会社を退職し、自宅にこもりがちになる。寝つきが悪く、次第に昼夜逆転となる。ひとり自宅にいても横になることが多く、先の不安について考え込むことが多い。主治医より、まずは、生活リズムの立て直しからしてみてはどうかと提案があり、週に1~2日、午前中の運動プログラムのみ参加することからはじめてみた。
朝の挨拶をし、ラジオ体操、ウォーキングから1日がスタートします。
ヨガをして、体を動かします。
生活のリズムも整ってきて、週に3日は1日利用できるようになってきた。運動プログラムや作業系プログラムで集中力や体力にも自信がついてきた。一方、デイケアでは元々のコミュニケーションへの苦手意識から、たくさんの人と話すことはできていない。そこで、コミュニケーショントレーニングや認知行動療法等の心理教育プログラムにも参加しはじめ、他の人の体験談や意見を聞く中で、自身のパターンについて振り返ることができた。加えて、少しずつ顔見知りも増えてきた。昼休みは卓球に誘われるようになり、それを通して、自然とコミュニケーションに楽しさと自信を感じられるようになった。離職してからブランクはあったが、少しずつパートからでも始めてみたいという意欲がでてきた。
朝の挨拶をし、ラジオ体操、マインドフルネス・トレーニングから1日が始まります。
マインドフルネスは身体や気持ち(気分)の状態に気づく力を育む、こころのエクササイズです。すでにその効果について多くの実証的研究報告があり、ストレス対処法のひとつとして医療・教育・ビジネスの現場で実践されています。こつを身に着けて頂くことで、いつでもどこでも実践できます。
水墨画の経験はなくとも講師のレクチャーに従って挑戦してみると、 意外とそれなりの作品が完成し喜びを覚えます。 さらに、1時間も集中できていたことにも驚きます。
とても美味しいと評判の出来立ての昼食をスタッフも含めてとります。 昼食後は、他の利用者さんに誘われて卓球で汗を流します。
スタッフのレクチャーを聞いたうえで、グループ活動をします。
今日1日の出来事や感想等をみなさんで振り返ります。
リサーフの1日利用を週に5日続けてできるようになり、復職することになった。まずは、午前までの時間短縮のリハビリ出勤からスタートしたが、まだまだ不安もあるため、午後からショートケア利用をすることにした。そこで、卓球に参加をして汗を流し、気持ちの切り替えと、担当スタッフとの面談で、その日の就労について振り返ることができた。
午前中にリハビリ出勤をしたあと、午後からのショート・ケアに参加。 卓球プログラムで汗を流すことで、気持ちの切り替えになります。
担当スタッフとの面談で、その日の就労について振り返る時間が持てました。
他の利用者さんから、リハビリ出勤についてねぎらいの言葉がありました。