about resurf

リサーフについて

Characteristic of resurfリサーフの特徴

「お仕着せ」ではない支援。

「リサーフ」では、何よりも一人ひとりの心身の状況に合わせた支援を何より大切にしています。運営には以下のことを心がけています。

初めてでも安心して参加できる環境

ご自分のペースで無理なく馴染んでいただけるよう、一人ひとりに合わせてスタッフがサポートしますので、初めての方でも安心して参加できます。気負うことなく通っていただくことで、知らず知らずのうちに、モチベーションやコミュニケーションスキルが向上します。

個別担当制による細やかで親身な支援

一人ひとりに担当スタッフがつきます。その担当スタッフが窓口となって主治医と綿密にコミュニケーションを取り、作業療法士、看護師、臨床心理士、精神保健福祉士など多職種の専門家チームを組んで、細やかに治療のサポートをいたします。

豊富なプログラムから個別に計画を作成

ご利用に際しては、相談しながら個別のスケジュールを作成します。プログラム内容は約40種類。その中から、ご本人のペースや要望(目標・復帰時期など)に沿って内容・回数を検討し、最も適したプログラムの組み合わせをご一緒に考えます。新たな趣味の開拓にもつながります。

最新のエビデンスに基づく治療技法を採用

様々な研究・経験・見聞の結果から、最新のエビデンス(根拠・証拠)に基づいて、「第三世代の認知行動療法」「問題解決療法」「動機づけ面接技法を用いたコミュニケーショントレーニング」などの、グループ活動による心理療法を数多く実施。高い成果を挙げています。

「リワーク」のためのプログラムも充実

「現在は休職中だけど、復職を目指している」という方のためのプログラムも充実。「模擬会社トレーニング」にて、プレゼンテーションの練習、パソコン操作のスキルアップ、就職準備チェックなど、様々なリワークプログラムに取り組んでいただくことができます。

利用期限は設けておりません

利用される方それぞれに、状況や生活環境は異なっています。だからこそ『リサ―フ』では利用期限を設けていません。期間を決めず、その方が納得できるところまでサポートします。また、復職後の継続的なサポートも可能。再休職・離職の予防を支援します。

About Programリサーフのプログラムについて

「リサ―フ」では、精神科における幅広い方を対象としたリハビリテーションサービスをおこなっています。例えば、うつ病などで休職した方が職場復帰をする(“リワーク”を目指す)ためのプログラムもありますが、それだけではありません。休職・休学・退職した方はもちろん、主婦の方や復職して間もない方など、老若男女を問わず、様々な状況や症状の方に対応するプログラムを豊富に用意しています。
「リサ―フ」の大きな目的は、精神科で受診された方々が再発や再入院をせず、本来の活動に戻れること。利用される方のスムーズな社会復帰を目指し、“お仕着せではない”プログラムをご提案しますので、安心してご相談ください。

このような方におすすめ

  • 毎朝きちんと起きられるように生活リズムを整えたい。
  • 仕事に復帰するための準備として心身を馴らしたい。
  • 集中力や自信・やる気を回復させたい。
  • 対人関係で不安や悩みがあり、うまく対処できない。
  • 毎日の生活で楽しみや喜びを感じられるようになりたい。
  • 再発防止のために、病気とうまく付き合えるようになりたい。
  • 病気を受け止めつつ、自分自身のことをよく知りたい。

目的と得られる効果

定期的な参加で
生活リズムが安定する

精神科デイケアに定期的に参加するということは、「同じ時間帯に、同じ場所に出かける」という行動パターンをつくること。これによって、朝起きてから夜眠るまでの生活リズムが安定するようになります。

仲間との交流から
安心感が生まれる

「リサ―フ」はマンツーマンによるサポートではなく、グループ活動を中心としています。グループで何かの役割を担うプログラムもあれば、歓談する時間もあり、「居場所がある」「仲間がいる」という安心感につながります。

医療者に相談しやすく
柔軟な対応が期待できる

精神科デイケアには精神科医をはじめ、看護師、臨床心理士、精神保健福祉士、作業療法士など様々な職種の医療関係者が関わっています。「リサ―フ」では、デイケアに参加するたびにこれらの専門家に相談できる環境が整っており、相談内容に柔軟に対応しています。

コミュニケーション訓練で
精神状態を安定させる

人間は社会の中で生きる動物であり、生きていく以上、人とコミュニケーションを取ることは避けられません。対人関係を円滑にするスキルを習得することで、精神状態を安定させることが期待できます。

社会生活に必要な
技能を身に着けられる

精神科デイケアでは、料理やレザークラフト、パソコンなどの作業活動を通して集中力、作業能力、持続力など、社会生活に必要な技能を身に付ける良い機会になります。

段階を踏んでの挑戦が
社会復帰の準備になる

精神疾患の治療のために休職や休学をしている人にとっては、病気が良くなってきても、いきなり職場や学校に戻るのは負担が大き過ぎる場合があります。心の負荷の軽いものから挑戦し、段階的に負荷を引き上げていく方が、復帰への成功率は高くなります。

Contents of Programプログラム内容

運動療法、心理療法、作業療法を中心とした内容です。以下のような約40種類のプログラムから、ご自分のペースや要望(目標・復職時期)などに沿って、相談しながら最も適したプログラムの組み合わせを選んで頂けます。

 
9:30 ミーティング・ラジオ体操・マインドフルネストレーニング・ウォーキング
10:30 オフィスワーク 運動系
プログラム
グループワーク 作業系
プログラム
運動系
プログラム
12:10 昼食
13:30 運動系
プログラム
作業系
プログラム
イベント 心理療法
プログラム
文化系
プログラム
15:15 終了ミーティング

※この予定は一例です。

運動系プログラム
・ヨガ ・気功 ・テニス ・ピラティス ・太極拳 ・ストリートダンス ・卓球 ・つぼ押しエクササイズ ・笑いヨガ ・棒体操など
作業系プログラム
・タイルモザイク ・レザークラフト ・料理 ・お菓子作り ・キャンバスネット ・彫刻 ・切り絵など
心理療法プログラム
・コミュニケーショントレーニング アサーショントレーニング/伝えるスキル 動機づけ面接技法/聴くスキル
・認知行動療法/アクセプタンス&コミットメント ・セラピー・認知行動療法/不眠症のための認知行動療法
・問題解決療法 ・芸術療法 ・描画療法 ・マンダラ塗り絵 ・臨床動作法 ・アドベンチャーベースドカウンセリング
・看護師による健康講座など
文化系プログラム
・書道・歌詠の会ビギナーズ/俳句・手話・パステル和みアート・EIGO de hanaso*/英会話・水墨画など
グループワーク
・グループミーティング ・茶話会 ・当事者研究など
オフィスワーク(リワークプログラム)
・パソコン・模擬会社・広告作成・企画・開発練習・プレゼン練習・なんでもありプログラム(プログラムの企画・運営)など
イベント
・お花見 ・甘南備山ハイキング ・「京都とっておき芸術祭」出展・観覧など

運動療法

運動療法

気分すっきり、食欲や睡眠の
改善も。

ヨガや太極拳などの身体改善を目的とする運動や、ダンス・卓球などの脂肪燃焼を目指す運動を取り入れています。定期的な運動は、気分をすっきりさせるだけではありません。食欲の増進や快適な睡眠といった、体への良い影響も期待できます。

心理療法

心理療法

他人や自分と向き合って
心を健康に。

例えば、他人との会話の中で「聴くスキル」を向上させたり、自分の体と向き合って緊張を緩めたり。また、グループで学び合いながら人との関わり方を見つめるなど、様々な体験を通して心の健康の回復を目指します。

作業療法

作業療法

料理や手工芸などを通して
スキルを獲得。

料理、絵画、彫刻、クラフトなど、様々な作業を用意しています。その作業を最後までやり通すことで達成感を得ることはもちろん、作業能力の向上や社会的な適応能力の回復、さらには新たな趣味・興味につながることも考えられます。

Evidence Based Medicine最新のエビデンスに基づいた治療

エビデンスに基づいた治療を提供しています。エビデンスとは、実験や調査などの研究結果に裏づけされた「証拠」「根拠」という意味です。

認知行動療法- Acceptance & Commitment Therapy -

第3世代の認知行動療法といわれる,アクセプタンス&コミットメント・セラピーを実施しています。

問題解決療法- Problem-solving Therapy -

困りごとへの対処法を自分の力でみつけられるようになるためのトレーニングです。

動機づけ面接技法- Motivational Interviewing -

「聴く技術」に重点を置いたコミュニケーションスキルです。

Flowご利用の流れ

「リサ―フ」は、心療内科や精神科で受診中の方を対象としたリハビリテーションのための通所施設。実際にご利用いただくためには、主治医の診察や入所の判定など、以下のようなステップが必要となります。ただし「施設がどんなところなのか見学したい」という方はこの限りではありません。まずはお電話にて、お気軽にお問い合わせください。プログラムでは再発予防にも力を入れています。復職後、同じように調子を崩さないために、様々なプログラムを通して再発予防のために必要な知識の習得と対応を学び、休職に至った経緯を振り返り、スタッフと話し合うことで整理します。一人だと気負いすぎたり焦りすぎたりしてしまいがちですが、主治医やスタッフと相談しながら、仲間と共に復職に向けての準備を整えていきましょう。

STEP1

お問い合わせ

デイケアリサーフまでご連絡ください。
tel 0774-68-2203

STEP2

見学面接

デイケアの見学に一度お越しください。
ご利用に関する説明をさせていただきます。

STEP3

診察

主治医と相談し指示箋をもらってください。他院に通院されている方は、紹介状をもって当院の診察を受けてください。

STEP4

入所判定

デイケア担当医師・スタッフで判定会議を行った後、通所の適否をお知らせします。

STEP5

ご利用開始

利用回数・目標などについて話し合い、登録の申し込みをしていただきます。ご利用が始まります。

Expense費用について

各種健康保険が適用されます。自立支援医療制度をご利用の場合は、自己負担額(1ヶ月の負担上限あり)が軽減されます。詳しくはお問い合わせください。

医療費3割負担(デイケア費用には昼食費も含む)
デイケア 2,470円
ショートケア 1,270円
自立支援医療(原則1割負担)
デイケア 820円
ショートケア 420円

デイケア1日無料体験

「初めてなので、どんなところか一度見てみたい」「他のデイケアと比べてから決めたい」という方は、当デイケアを無料で1日体験していただけます。体験やご見学の場合は主治医の診断書は必要ありませんので、お気軽にご相談ください。
※正式なご登録の際は診断書が必要となります。

企業の人事担当、産業保健の方へ

休職中の従業員への対応でお困りのことがございましたら、ぜひご相談ください。予防・医療的ケア・復職などを段階的にサポートいたします。

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