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冷夏

後輩の有米がすでにブログの記事に載っていたのに、我が家の大家さん(あだ名です)冷夏はまだ紹介されていないとは、住民失格です。ですので、今回のブログは我が家の主である冷夏について話をしたいと思います。

 

冷夏は有米と違い、寝るのが大好きです。朝から晩までほぼ寝ていますので、時々「うち、猫ちゃんいるの?」のような感覚がします。元々お腹が触られるのが嫌だった冷夏ですが、6年間初心変えず触り続けた結果、今はお腹をなでなでしても猫パンチ食らわず、気持ちよくエアふみふみします。慣れって不思議な力がありますね。

 

そもそもなぜ冷夏が大家さんというあだ名があるのか、不思議に思う方もいらっしゃると思います。実は今住んでいる賃貸マンションは元々猫不可の物件でした。なぜかわからないですが、冷夏だけなら住んでもいいよと言われました。不思議です。「元々猫ダメの物件なのに、冷夏ならいい。他の猫はダメだけど、冷夏ならいい」。皆さん、よく考えてみてください。どう考えてもこの物件の大家さんは冷夏じゃないとつじつまが合わないです。~というわけで冷夏は我が家の大家さんに認定されました(勝手に)。

 

家にいる冷夏は不機嫌になったら誰にでも容赦なく猫パンチを放ちます。私の場合、猫パンチではなく、直接歯で攻撃されますので、何だか特別感がありますね。家にいる冷夏は強いですが、いざキャリーに入れたらすごい音量で鳴きます。またキャリーを持って外に出たら顔が一変し、一言も発さずキャリーの隙間に身を隠します。よっぽと怖かったんですね。なので、できるだけストレスを与えないように好き勝手にさせますが、健康診断などでどうしても外に出ないといけない時があります。何か、冷夏のストレスを軽減できる技、ないかなぁと悩みました。その時、動物病院の先生が採血で震えている冷夏を慰めるために、人差し指と中指を使って冷夏の鼻のところをトントンと、タッピングしているのを見ました。授業で習った心理療法を思い出し、まさか猫にも効くのかと感心しました。

 

この心理療法は思考場療法という名前で、特定のツボを特定の順番でタッピングすることで、不安、ストレス、不眠など様々な悩みにアプローチすることができるセルフケアです。今度、冷夏を外に連れて行く時にも試してタッピングしていこうかなと考えています(咬まれないように)。

 

SEN

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