blog

ブログ

睡眠のちょっとしたお話

最近,睡眠に関する研修を受け,へぇぇ~と思ったことがいくつかありました。

年齢によって平均睡眠時間は大きく異なるということや,睡眠のゴールデンタイムというものは存在せず,成長ホルモンは眠り始めの深い睡眠で一番多く分泌されるということなどです。

そして,自分の中で一番の驚きだったのは,塩分を取りすぎると,夜間にトイレに行きたくなって目が覚めやすいということでした。

 

塩分を摂りすぎてしまうと,体が水分と一緒に塩分を排出しようと頑張るので,トイレが近くなってしまうようです。

たしかに塩辛いものを食べると水をたくさん飲みたくなりますし,トイレに行きたくなるのは自然ですね。

特に高齢になってくると,抗利尿ホルモン(尿を抑えるホルモン)の分泌が十分ではなくなり,塩分過多の影響を受けやすくなるようです。

恥ずかしながら,私自身もトイレに行きたくなって夜間に目が覚めることが年々増えてきています。

歳のせいなんだろうかと薄々感じておりましたが,その予感はあながち間違いではなかったようです。

 

夜間に目が覚めて何が困るかというと,再度寝付けられるかどうかではないでしょうか。

私の場合,光を浴びてしまうとかなり目が冴えてしまうので,夜間にトイレへ行く際は,眠りの妨げにならないよう,灯りはつけずに暗闇の中を伝い歩きをするようにしています。

ゆっくり歩いてはいるものの,いつか柱にでも足の小指をぶつけそうな危ない生活。。。

しかも,そんな努力をしたところで,結局目がさえてしまい,なかなか眠りにつけない時もあります。

やはりトイレを我慢すれば良かったのか?(良くない)などと思いながら布団の中で転がり続ける時間は,なかなか苦痛です。

 

あくまで塩分量のお話は中途覚醒を引き起こす一つの要因にすぎず,ほかの要因が重なっていることもあり得ます。

とはいえ,日本人の多くが塩分を過剰に摂取してしまっているとも言われていますので,私自身はひとまず塩分量を意識した生活を送っていきたいと思いました。

おそらくすんなりとはいかない気がしていますので,また次回以降のブログでご報告できたら幸いです。

 

M.M.

ページトップ
  • 五十嵐こころのクリニック
  • 老人介護 デイサービスセンター香琳
  • うつ病リワーク研究会
  • X
  • Instagram

Copyright © Resurf All rights reserved.