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「食べる」こと

 私たちはたいてい1日3回の食事をとっています。1年間では1000回以上、一生では何万回と食事をします。皆さんは、どのように食事をしていますか。私は食べるのが早いほうで、食事時間が5分ということもよくあります。テレビを見ながら食事をする、目の前にある材料だけですませてしまう、机の上に置いてあるおやつを見つけてつい手を出してしまう。気がつくと、「食べる」ことが自動的になっていて、味わう前に終わっていることもあります。反対に、「食べすぎないようにしよう」と思うあまり、食べたい気持ちを我慢したり、栄養のことばかり考えてしまったこともありました。食べ物のことにとらわれて頭がいっぱいになってしまうこともありました。

 

食事は、生きていくために大切なものです。でもそれだけではなく、おいしいものを食べると、少し気持ちが明るくなったり、ほっとしたりします。誰かと一緒に食べると楽しくなったり、懐かしい味に心がゆるんだりすることもあります。「食べる」ことには、からだだけでなく、こころも動かす力があるのかもしれません。

 

では、いつもの食事を、少しだけゆっくりにしてみたらどうでしょう。見た目、香り、噛んだときの食感、あたたかさや音。五感を使って味わってみると、同じ食べ物でも、少し違って感じられることがあります。

 

3月に、マインドフルイーティングのプログラムを行います。それをきっかけに、私もチョコレートを一つ、ゆっくり味わって食べてみました。すると、小さな一粒でも、思っていたより豊かな味が広がることに気づきました。毎日の食事の中に、ほんの少し「味わう時間」をつくってみる。それだけで、満足感が少し変わるかもしれません。よかったら、プログラムで一緒に体験してみませんか。

 

                                         TT

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