詩集
みなさん、こんにちは。
今日は、ある詩集をご紹介いたします。
古本屋さんで何かないかと物色していましたら、
店主に声を掛けられ、
「これは貴重ですよ!ぜひ!」と熱く語られたのでした。
やなせたかしさんの本です。
イラスト付きの詩集になっています。
アンパンマンからは想像もつかない
結構激しい気持ちを書いた詩があります。
理不尽なことや戦争への怒り、孤独、さみしさ、
自分の不甲斐なさ
そんなやなせさんの気持ちを、優しいイラストと共に
時には、ダークなタッチで描かれています。
私は、書物を通して人の考えや人生を感じるのが好きで、
こんなことを考えているんだな、と味わいながら
何度も読み返しています。
素朴ですが、言葉に力があります。
長い小説も楽しいのですが、読むのに時間がかかるので、
短い詩を読むようになりました。
洗濯をしている間、電子レンジを待っている間、
お風呂を沸かしている間、のほんのちょっとした
時間で本を読むことがあります。
どの本も読了していませんが、気の向くまま
家の中のあちこちに本を置いて、読める時に
読んでいます。
忙しいと本を読むのも難しいですね。
古本屋さんで、また探そうと思います。 Y.N