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ストレスとの付き合い方

 

 みなさんはストレスとの付き合い方、どうされていますか?

ストレスは完全になくすことはできません。「コーピング」という言葉も一般的になってきましたが、要するに「ストレスに気づき」「抱えながら対処する」「うまくつきあう」ことのようです。

 

 よく「心理士さんはどのようにストレスを解消しているのですか?」と尋ねられることがあります。周囲からはそんなにストレスのたまる仕事だと思われているのでしょうか(笑)。

それはまあ置いておくとして、やはり自分では「疲れ度合い」をモニタリングするようにしています。心と体の疲れ度合いは、けっこう思考や行動面に現れるものです。私が現れやすいのは何といっても睡眠です。交感神経が優位になるせいか、途中で目が覚め、細切れ睡眠になってしまいます。スマホの睡眠記録も役に立っており、曜日による傾向も分かってきました。それらをモニタリングすることがストレスへの「気づき」につながります。

それでは肝心の「対処法」ですが、先ほども書いた通り、ストレスをなくすことはなかなかできません。「抱えながらできる対処」をして「うまくつきあう」ようにしています。

ストレスの対処法はできるだけたくさん持っておく方がいいとされていますが、私の場合はけっこうワンパターンです。特別なことはなく、休息を意識して時々休暇をとるようにしたり、余暇の時間はとにかくストレスを感じないようなリラックスできる過ごし方を優先しています。

・何もしたくない日は無理をしない。「今日はゆっくりします」と家族に宣言する。

・寝たいときに寝る。ダラダラする。

・少し散歩する。好きなパン屋さんに行けたら最高。

・ストレス要因についてはぐるぐる考え続けず、別の行動に切り替える(例えばストレッチ、お茶を飲む、お風呂に入る、マインドフルネス呼吸法、などなど)。

こんなものでしょうか。書いていて少し恥ずかしくなりましたが。

 

5月の木曜のリサーフプログラムでは「ストレスマネジメント」も始まります。

ストレスへの気づき(モニタリング)や対処法、付き合い方などについて具体的な方法を考えたり体験したりしながら学びます。毎年繰り返し行っているプログラムで、スタッフや参加者さんともお話しするとさらにユニークなストレス対処法が広がったり、小さなストレスを積み重ねすぎないうちにうまく対処できるようになれるかもしれません。

                                                                                                                                                                            O.M

 

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