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秋の虎

私がプログにどんなことを書くのかを悩んでいるところ、リサーフを利用している方からある中国の言葉について話がありましたので、今回はこの言葉を紹介しようと思いました。

 

最近の気温に関してみなさんはどう思いますか。10月に入って、やっと涼しくなれると思いきや、まだ30°の日々が続いていました。「こんな暑い日はいつまで続くんだろうな」とつぶやいて、夏用の毛布を収納するために買ってきた収納袋をクローゼットに入れ、元々掛け布団を出すつもりでしたが、諦めてクローゼットの一番奥のままにした私。この決断はおそらく今年一番後悔したことだと思います。

 

以上のように秋に入って、だんだん涼しくなると思いきや、気温はまだ30°くらいあって、短期的に夏に戻ったような天気のことが中国では秋の虎と呼びます。朝と夜は涼しいですが、お昼を過ぎた後はものすごい暑いというのが特徴です。昔の人が経験を通して、二十四の秋の虎という言い方を作りました。意味としては、毎年、立秋(二十四節気の一つ、8月7-9日)の当日に雨が降らなかったら、この後の24日間はまだまだ暑い日が続くということです。一方、立秋の当日に雨が降ったら、たとえ小さい雨としても、この後はだんだん涼しくなります。このことは順秋と言います。

 

今は人工衛星などの道具、技術を使って、これからはどんな天気になるのかを予報できますが、昔の人たちは今のようなテクノロジーがなく、ただ一年間の天気のデータを集め、その中に潜んでいる規則を推測し、今後の天気を予測道具として二十四節気を作ったことに再び感心しました。

 

SEN

 

(寒さに耐えられず小屋に入った我が家の長女。)

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